「廃止路線での運転体験が人気に」

池田と北見を結んでいた池北線はJR化後に廃止となり、第三セクターの「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」として再出発しましたが、赤字がかさみ第三セクターとしての営業も6年前に終焉。それから2年後に「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」陸別町にて鉄道路線を用いての鉄道展示施設として新たに動き出しました。その後、廃止された線路を使っての「体験運転」が開催されていますが、今年5月からは距離を延伸して1.6kmもの長さでの体験運転が可能となり、それの予約が3ヶ月先まで埋まっているという大人気な状態であるということです。
地方私鉄などで駅構内での入換え線を用いた体験運転はありますが、片道1km以上も連続して運転できるというのはりくべつ鉄道だけ。
鉄道車両を運転するという機会がめったにないのでリピーターも多いとのこと。

廃止された路線での運転は営業ではないため鉄道事業法の適用を受けず、運営上は「遊園地の乗り物と同じ」ということだそうです。