宝塚記念

三冠馬が世界に羽ばたくステップレース、と言われると各陣営はいい気がしないでしょうがどうしてもそういうふうにとらえてしまいますね。
本日は11年ぶりに京都競馬場宝塚記念が行われます、圧倒的一番人気はディープインパクト、離された二番人気がリンカーン、次いで国際GⅠ馬コスモバルクと続きます。
レースは外からバランスオブゲームが先頭へと出て行きます、ディープインパクトは後方に位置して。 シルクフェイマスダイワメジャーコスモバルクなどが二番手以降に続き、中団にから後方は少し離されています。 向こう正面から3コーナーあたりで後方二番手のディープインパクトが動き出し、チャクラ、ナリタセンチュリー、カンパニーなどを外から抜き去りながら淀の坂越えを上って下りていきます。 4コーナーから直線に入れば馬場の外側を走り前で粘るバランスオブゲームを追い詰めて、最後には4馬身差をつけての圧勝劇。 ナリタセンチュリーがゴール前でバランスオブゲームをかわして2着に、ダイワメジャーが4着、カンパニーが5着でした。
これでディープインパクトはGⅠ5勝、そして海外へと旅立ちます。
2着のナリタセンチュリーと3着のバランスオブゲームは両馬とも2走前は重馬場で勝利して前走が二桁着順という結果でここでは人気薄となっていました、重馬場巧者が上位入賞したおかげでディープインパクトが勝利したのに払い戻しは波乱の結果となりました。