津山線で脱線事故…JR西日本

本日の早朝、JR西日本岡山支社管区の津山線牧山―玉柏駅間で、津山発岡山行き2両編成の普通列車が脱線、横転しました。 乗員・乗客26人のうち、乗客25人が手当てを受けています。 現場付近のレールが数十メートルにわたり湾曲していたり、キレツが入っていたりしました。
事故現場付近に大きな岩が落ちており、この岩がレールを湾曲させたようす。 線路そばの山の中腹に崩落した跡があり、岩はそこから割れ落ちたとみられる。 山の斜面や線路そばからは他に数個の岩が見つかったとのこと。

現場付近では04年10月と昨年2月にも土砂崩れがあり、JRは落石から線路を守る防護ネットや落石を検知するセンサーを設置したが、今回の事故現場では対策を講じていなかった。

日本の鉄道は山裾を走るように線路が引かれている区間も多く、落石等の障害を防ぐために講じている手段がありますがこの区間では設置されていなかったとか。 二度も繰り返す事象は世論に大きい反響を引き起こすでしょう、これで速度超過による脱線事故が再び起こることも考えなければならないかもしれませんね。