署名活動

こういう場所って、労働者が集まってくるから何かしらの行為・行動に関しての署名も行われています。
駅や公共施設などでの署名活動とかは、基本的に行いません。 短時間でこちらが納得できる内容を話してくれるとはおもえないですし、理解できずに署名して何かしらの問題へと発展することはいやなことですし。
集会のさなかに一人の女性から「署名をお願いします」とこちらへと向かってきたのですが、内容が「JR北海道でのインシデント」から「国鉄改革の不当労働行為認定」から最終的に「復帰要望」という名の署名でした。
話してくれるのはいいんだけど、隣にいた平成生まれの後輩たちにとってはほとんどわからないことだし、途中からそっぽ向いてました。私は一応聞いていたけど、内容は当人さんが理解した上で説明して署名してもらおうというようではなく、内容を鵜呑みしたかんじでの説明でした。(ぶっちゃけ、ほとんど記憶に残っていないけど)
10万人の署名をもとに「解雇撤回」判決を期待しているようですが、四半世紀過ぎた現状で当時の人々をどうすればよいのでしょうか? 解雇撤回判決が言い渡されたとしても、金銭による手段しかないでしょうし縁故採用なんて手段はもってのほか。 まぁぐだぐだ書いたところで関与しないのでこのあたりで。とりあえずは署名したのですが・・・
二人の後輩は、一人が署名拒否、そして一人も署名拒否をしたところで、この女性がキレて延々と説教しだしました。
どんなキレ具合かわからなかったですが、最後に捨て台詞を吐いて立ち去っていきました。

署名って、強制じゃないはず。だから何の理由であっても「書きたくない」という考えであればそれを強引に書かせることはダメなはず。 組合内での署名活動に関しても書類に記載された内容を一読のうえ納得したならば署名してくれ、みたいなことがありましたし、この女性の行動は署名活動ということを理解していないうえでの活動ということになります。
場所柄、みんなが書いてくれる、という認識なのでしょう。この女性にとっては「書くのが当たり前」なのかもしれません。 署名活動の本来の意義を理解していない人が活動しているというのは、その上に立つべき人が下へきっちりと説明できていないのでしょうね。 
ある意味、残念ですね。