アグネスタキオン、急性心不全で死亡

昨日、急死した種牡馬アグネスタキオンは急性心不全であったと発表されました。

サンデーサイレンスの後継種牡馬の1頭として活躍馬を多くだしてきて、「さてこれからも」というところでの死亡は関係者だけでなくファンたちも驚きと悲しみがあることでしょう。
キャプテントゥーレダイワスカーレットディープスカイ、ロジック、リトルアマポーラがG?ウイナーとして活躍、それら以外にも重賞戦線で活躍しており、リーディングサイアーとしてもこれからでしたが、残念ですね。

現役時代は、ラジオたんぱ杯3歳S(現:ラジオNIKKEI杯2歳S)で、後のダービー馬ジャングルポケット、葦毛の怪物クロフネとの3つ巴戦を制して、翌年のクラシック候補に名乗りでました。
不良馬場の弥生賞では、5馬身の差をつけてコースと馬場を克服。 ライバルのジャングルポケット共同通信杯で左回り克服、クロフネはNHKマイルC路線へ進みました。
皐月賞トライアルのスプリングSで勝利したアグネスゴールドが4戦4勝、どちらも河内洋騎手(現:調教師)が騎乗しており、『体が二つほしいな』と言わせるほど、ともに強い勝ち方をみせていました。
が、皐月賞前にアグネスゴールドが故障により休養、これで河内騎手はタキオン1本でクラシックへ。
4月15日に行われた皐月賞は、人気に応えてさっと抜け出すタキオンダンツフレームを追い詰めることができなかったジャングルポケット、両者の激突はタキオンの不敗で終わりました。
この後、もちろんダービーへ、だったのですがタキオンも故障を発生して引退に。 NHKマイルCを圧勝したクロフネがダービーへ向かうも左回りのうまさでジャングルポケットが見事に栄冠を、そして菊花賞では弥生賞で4着だったマンハッタンカフェが夏場に急成長して戴冠、天皇賞・秋を除外されて武蔵野Sを使うと圧勝したクロフネが次のジャパンカップダートでも圧勝、だが故障発生。 左回りでの強さを発揮したジャングルポケットテイエムオペラオーナリタトップロードを破ってのジャパンカップ制覇。 そして有馬記念ではマンハッタンカフェがグランプリホース。
2001年はタキオンで始まり、ジャングルポケットクロフネそしてマンハッタンカフェで締めくくられたのでした。

ちなみに、皐月賞小田原駅の待合室で見ていました(苦笑

同じく4戦4勝のまま引退したフジキセキとなんとなくダブるんですよねぇ、あと10年はリーディグ争いをできる逸材だったのに…


やすらかに…