帝王賞

大井競馬場の２０００ｍダート、上半期のダート王を競う名物レースです。　大井から４頭、船橋から２頭、川崎から１頭、ＪＲＡから４頭、笠松と佐賀から１頭ずつの計１３頭で争われます。　ＪＲＡのカネヒキリが一番人気、船橋のアジュディミツオーが二番人気です、マイネルボウノット、タイムパラドックス、サイレントディールとＪＲＡ勢が続きます。
レースは大方の予想通りに内からアジュディミツオーが逃げていきます、ケージーチカラとカネヒキリがその後ろ、マイネルボウノット、サイレントディールなどがいてエイシンチャンプは中団、タイムパラドックスなどは後方から。　向こう正面でカネヒキリはアジュディミツオーをマークするように二番手へ、二馬身ほどの差のまま直線へと入ります、ここで外からかわしにかかるカネヒキリでしたがアジュディミツオーがスパートをかけて抜かせません。　１馬身差まで縮まりましたがアジュディミツオーがレコードタイムで逃げ切りました、６馬身離れた３着にサイレントディール、最後に追い込んできてそれから３馬身差の４着にタイムパラドックス、５着にボンネビルレコードが入りました。
アジュディミツオーはかしわ記念に続いてＧⅠ連勝です、そしてカネヒキリに初めて勝ちました。　秋のＪＢＣかＪＣＤ、暮れの東京大賞典でも好勝負をおおいに期待ですね。