松永幹夫騎手、引退

阪神競馬第12レース1800mダートのレース、圧倒的一番人気のフィールドルージュが3馬身半の差をつけて見事に勝利、松永幹夫騎手は1400勝目を飾って引退に。
現地に行くつもりでしたが、雨のため外出することを断念。 午後より天気もすこしよくなったようですが、風邪気味のため家でテレビ観戦。
阪急杯と最終レースはついつい叫んでしまいました(w
96年、ファビラスラフィンが3連勝でNHKマイルCを挑んで大敗、トライアルを使わずぶっつけで秋華賞へ行くことになり、騎手も松永幹夫騎手に乗り替わり。 このときはエアグルーヴが圧倒的な人気もパドックでのフラッシュ撮影の嵐に興奮してしまい、大敗&故障。 ダンシングブレーヴ産駒のエリモシックに注目していましたが勝ったのは2000mを1分58秒1という脅威の脚で走りきったファビラスラフィン。 次走がジャパンC、「さすがになぁ」と思っていたらシングスピールに唯一喰らいついた日本馬でした。 母のMercalle(メルカル)が4000mの重賞を勝っていたことを知ったのは、この後。 有馬記念で引退。
翌年にはまたもダンシングブレーヴ産駒のキョウエイマーチが現れ、松永幹夫騎手とともに圧倒的な逃げ足を魅了していました。 トライアルを完封したマーチに対し、3着となった3歳女王ドーベル。 桜花賞では大外枠に入ったことで少し懸念しましたが、終わってみれば脚力の違いで圧勝してしまうマーチ。 でもオークスでは距離の壁に泣き大敗。 イソノルーブルのような脚は出せなかったですね。
2000年にはチアズグレイス桜花賞を、そして引退レースとなったファレノプシスエリザベス女王杯で見事にエスコート。
昨年の天覧レースは記憶に新しいですね、これまで牝馬限定レースでしたが最後には混合レースで見事に牝馬ヘヴンリーロマンス賜杯を導きました。
イソノルーブルのレースは見ていなかったです…
来年からウイナーズサークルの「騎手」の台ではなく「調教師」の台の上で見れる姿を楽しみにしています。 跨った牝馬たちの仔で勝利すればそれも格別の勝利となることでしょう。
おつかれさまでした。