雪辱を目指して、再来日する香港の2騎

秋のGⅠシリーズが今週のスプリンターズSから始まります。 日本の短距離GⅠ馬たちだけでなく、香港からの二頭も頂上を目指して来日してきました。
昨年のスプリンターズSで3着となったCape of Good Hope(ケープオブグッドホープ)は豪州ムーニバレー競馬場でのオーストラリアS、英国ヨーク競馬場のゴールデンジュベリーSの二つの1200mGⅠを勝利。 グローバル・スプリント・チャレンジではすでにチャンピオンが決定しているが、最終戦となるスプリンターズSを勝利して「世界短距離王」の座を射止めたいでしょうね。 26日は千葉県白井市にあるJRA学校で追い切りを行いシャープな動きを披露しました。
今年の安田記念でかかんに攻めて3着に粘りこんだ「精英大師」こと、Silent Witnessサイレントウィットネス) こちらも26日に追い切りを行い巨体な馬体から繰り出されるパワフルな動きが披露されました。
どちらも強敵でしょうね、昨年の香港マイル(5着)以来となるGⅠ3勝馬デュランダルは休養明けでも怒涛の脚を使い大外から追い込んでくる力がありますが、安田記念(12着)以来となる高松宮記念の勝ち馬アドマイヤマックスは叩き良化型みたいなので、分が悪そうかも。 そしてアイビスサマーダッシュ4着以来となるカルストンライトオは年齢的なものがあるかもしれませんね。 他にもいますがGⅢクラスの馬だと出番がないかも、3歳牝馬テイエムチュラサンがどれだけがんばれるか…
オッズ云々よりも、日本馬がGⅠの看板を死守できるのか、香港馬が奪取できるのかが楽しみですね。