東京大賞典

ダートレースの締めくくり、大井競馬場で行われる統一GⅠの最終戦です。 ダート2000mに地元大井競馬から5頭、JRAから5頭、船橋から2頭、浦和と川崎から1頭ずつ計14頭でレースは行われました。 一番人気はジャパンカップダートの覇者タイムパラドックス、二番人気が本場アメリカのブリーダーズカップクラシックで6着と健闘したパーソナルラッシュ、三番人気にはJBCクラシックでアドマイヤドンの2着と奮闘したアジュディミツオー。 荒尾から浦和へ転厩してきたダンツフレームも9番人気で出走しました。
レースはパーソナルラッシュの出遅れで始まり、まずはユートピアが先頭へその後ろからついて行ったアジュディミツオーが1コーナーあたりから抜け出して逃げ体勢に。 三番手にはクーリンガータイムパラドックスです。 アジュディミツオー内田博幸騎手も軽快にトバして逃げていきます。 3コーナーあたりでユートピアが追いかけだして捕らえたかと思ったら、直線では後続を軽々と引き離して差を広げていきます、そのまま3馬身の差をつけて逃げ切り。 2着ユートピア、3着クーリンガー、4着タイムパラドックスといったいったの展開になりました。
アジュディミツオーJBCクラシックを2分2秒6で走破して2着でしたが、今回も同じタイムで勝利。 ここにアドマイヤドンが出ていたらどうなっていたかは解りませんが、それでも逃げ切っていたんだろうなぁと思いますね。 パーソナルラッシュは直線で追い込むも9着まで、ダンツフレームは直線に入るまでにバテてしまい大差離されての最下位14着でした。