思い出

  • デビュー

平成7年11月、中京競馬場新馬戦1800m芝1番人気で出走、角田晃一騎手騎乗。 2番手追走も3着に敗れる。 勝ったのはロイヤルスズカ、2着がエイシンコンカード。
次走の新馬戦は2000m芝で猿橋騎手が騎乗、逃げるがエイシンコンカードに捕まり2着になる。

  • 4歳

未勝利戦1800mダートで角田騎手に戻って1番人気で逃げきっての勝利。
次走はオープンレースの若駒Sに出走、唯一の牝馬でした。 上がり3ハロン34秒6の足を使っての圧勝。 2着にはザフォリア。
エルフィンSでは3番人気の3着、1600m芝のレースが降雪のため1400mダートに変更されたのが影響したのか・・・!?

  • フラワーC

3連勝中のメイショウヤエガキが1番人気で、ナタリーは2番人気。 好位追走から差しきっての重賞初制覇。

外国産馬のためクラシックには出走できず、ここに駒をすすめる。 35秒1の足を使うが、それ以上の足を使ったナナヨーストームの勝利でナタリーは2着に。

  • NHKマイルC

昨年まではダービートライアルのNHK杯だったのが外国産馬にもGⅠを、ということで設立されたマイルのGⅠレース。
1番人気はNZT4歳Sを勝ったファビラスラフィン、ナタリーは10番人気という低評価でした。
レースはマーガレットSを勝ってここに出てきたバンブーピノが逃げてナタリーが5番手追走。 直線では前にいた馬たちは下がっていく、そしてナタリーの後ろからは怒涛に襲いこみ、タイキフォーチュンが初代マイル王に。 ナタリーは6着に。

  • 白百合S

1番人気で出走、ここでは河内騎手が騎乗する。 逃げるが直線でバテて9着惨敗。

古馬相手にかかんに挑戦することを発表、ここに出走する。 10番人気だったが、レースでは後方から出走馬最速の34秒3の足を使って4着と健闘する。

2番人気、上がり3ハロン34秒7を使っての勝利。 斤量51kgも見方にしたか。

  • ローズS

秋華賞トライアル、桜花賞ファイトガリバーを押さえての1番人気。 人気にこたえるように貫禄の勝利で本番へと向かう。

オークス馬、エアグルーヴが圧倒的な1番人気でナタリーは2番人気に支持される。 が、レースでは体調が悪かったのか11着惨敗に。

この年は4歳GⅠ馬が3頭も出走するという珍しいことに。
(NHKマイルC馬:タイキフォーチュン秋華賞馬:ファビラスラフィン、天皇賞バブルガムフェロー
カネツクロスが逃げて、1番人気のエリシオが2番手追走。 ナタリーは後ろから直線で足を使って7着に健闘する。勝ったのはシングスピール

前走マイルチャンピオンシップを2着のショウリノメガミが1番人気でナタリーは河内騎手に替わって2番人気に。
ナタリーが直線一気で勝利する、これで今年は重賞4勝の活躍。 角田騎手はこのとき中山競馬場でのスプリンターズSヒシアケボノで出走していました。(4着)

  • オーストラリアT(トロフィー)

翌年の初戦、1番人気。 レースでは好位追走で直線で下がっていってしまう。 ゼネラリストが1分57秒5の日本レコードを叩きだしたが、ナタリーは故障発生していた。

  • その後

競走能力失念、「屈腱断裂」により引退となりました。 幸い、母としては大丈夫なようですので、是非とも仔には「GⅠを」とも思いますね。

  • 戦績

16戦6勝 芝・14戦5勝 ダート・2戦1勝