思い出

  • デビュー

平成2年12月、中京競馬場でデビュー、安田隆行騎手が騎乗して1番人気に。 レースは4馬身差離しての貫禄勝ち。
次走は京都競馬場での2000m芝のシクラメンS。 3番人気だったがイイデサターン以下を下して圧勝。

  • 4歳

年が明けて若駒S、若葉Sと連勝。 もちろん皐月賞も1番人気におされることに。

阪神3歳S、弥生賞を勝ちあがってきたイブキマイカグラが2番人気できさらぎ賞スプリングSを連覇したシンホリスキーが3番人気。
レースは直線で先に抜け出したテイオーが勝利、人気薄のシャコーグレイドが2着に突っ込む。

皐月賞の8枠18番単枠指定に続いてここでも8枠20番単枠指定。 馬番連勝の勝勝馬投票券ができるまでは単枠指定がありましたね。
・・・あんまり記憶にないですが(^^;
ダービー指定競走青葉賞を制覇したレオダーバンが2番人気、そのレオダーバンもテイオーに3馬身差をつけられて2着するのがやっと。
テイオーの背に2本指を高々とあげる安田隆行騎手が印象的でした。 が、レース中に故障発生していたことにより親子で無敗3冠制覇の偉業は叶わぬことに・・・

翌年に復帰、安田隆行騎手は調教師試験にため岡部幸雄騎手に乗り替わり。
レースは直線で岡部騎手がなにもせずに勝利。 「もったまま、もったまま」と杉本清氏の実況もなかなかに表現していましたね。

テイオーが1番人気で、昨年の覇者メジロマックイーンが2番人気に。
レースは直線で先に動いたマックイーン、それを見ていたテイオーだが意外と伸びずに5着とまり。 初めての敗戦となる。 レース後にまた故障。

1番人気で出走。 毎日王冠を制して3番人気のダイタクヘリオスがかかんに逃げる、これを追走して直線では足が残らず7着敗退。

凱旋門賞2着のユーザーフレンドリーを筆頭にナチュラリズム、レッツイロープ、ディアドクターと外国馬が人気に。
テイオーは日本代表ながら5番人気、ヒシマサルが8番人気と日本馬より外国馬の方に評価が高かった。
レースは直線でのナチュラリズムとのたたきあいを制したテイオーの勝利。 

岡部騎手が騎乗停止処分により騎乗できなくなり、田原成貴騎手が代打騎乗する。
ゲートオープン時にゲートに足を当てて後方からの追走、周囲がこれをマークしていたので逃げたメジロパーマーレガシーワールドの2頭で決まってしまう。
足の故障により、またまた休養することに。

故障も癒えたが、騎乗依頼した騎手たち(岡部幸雄騎手、武豊騎手)にはお手馬がいるため、昨年に続いて田原成貴騎手に。
菊花賞馬(ライスシャワービワハヤヒデ)、ダービー馬(ウイニングチケット)、オークス馬(ベガ)、ジャパンC馬(レガシーワールド)、
3歳王者(エルウェーウイン)、グランプリ馬(メジロパーマー)などが出走するなか、1年振りなのに4番人気と評価されての出走。
パーマーが逃げてレガシーが追走、その後ろにハヤヒデ。テイオーは中団からレースをすすめて直線ではいつものようにハヤヒデが先頭に。
このまま押し切るかと思われたところにスゴイ足でやってきたのがテイオー、復活劇を「1年振りの勝利!」で飾る。

  • その後

翌年も続投することが決まっていたが故障が癒えずに、大阪杯安田記念宝塚記念と出走予定レースは繰り下がっていく。
結局、出走できないまま引退することに。 
マイルチャンピオンシップを制したトウカイポイントを出しましたけれども、セン馬ですから後継種牡馬を早く出してほしいですね。

  • 戦績

12戦9勝